一緒に創業したベテラン社員が怠慢に。会社のビジョンを明確にして社員を整理し立て直し。トップダウンで「ダメ出し」から仕事をやらせるのではなく、社員の成長意欲を引き出し、挑戦する会社へ。新卒からの応募が殺到し、社長が頑張りすぎなくても回る会社へ。「社長は自由にしていてください。その方が僕たちも頑張れます。会社は僕たちに任せてください」と社員に言われるまでに。シャワーのようにアイデアが湧き出て、海外巡りをしながら、新しいビジネスにも挑戦、展開。

元々スタープレーヤーとして業界のトップ企業に所属し活躍していたので、会社を辞められるかどうかが心配でした。ここまで会社に育ててもらった恩もあるけれども、やっぱり、自分自身のスタジオを立ち上げて開業したいという想いを実現したくて、平本さんに相談しました。未来をしっかり描き、これまでの感謝や自分の想いを伝えることで円満退社でき、ブランド立ち上げ、オリジナルメソッドやサービスを展開して、全国を飛び回りながら、都内にスタジオを持つこともできました。海辺での生活がしたくて、移住したりと、自由なライフスタイルを家族と一緒に満喫しています。

異業種から転身し家業に入ったので、親父はカリスマ、年配社員たちからの圧も強い会社でどうたち振る舞うのがいいか悩んでいました。風通しの良い会社にしたいという思いがあったものの父親と比べて専門知識や経験がないことも不安要素でした。「現場のことはわからないくせに」と、特に現場の社員になかなかコミュニケーションが伝わらないことにやりづらさを感じていました。華やかな異業種での経験や活躍までもが、どちらかというと地味な業種の家業では、かえって邪魔する要因になっていました。そんな中、メンタルコーチの平本氏によるプレゼンテーションの指導を数回に渡りお願いしました。相手の心をオープンにさせるために、私の中からエピソードを引き出していただき、どのような言葉遣いが刺さるのか、何度も練習し調整しました。その甲斐あって、本番ではいつも大成功。社員との距離感が縮まり、若手の意見を採用できるように。風通しがよくアグレッシブな社風へ、自分も脱皮しながら、会社とともに成長しています。

創業者として、世界が尊敬する日本人100名に選ばれるほどの才能を発揮し、数十億の資金調達したものの、組織の人数が膨れあがり、天才性を発揮できなくなる。クリエイティビティがあり自分のやり方で推し進めようとすればするほど、人間関係が悪化。組織の中で信頼関係を失い、挫折感から事業を離れようとしたが、そのタイミングで平本あきおのセッションを受ける。セッションでは、組織の中で辛くなってしまったトラウマを解消し、偉業を成し遂げた自分も、組織をまとめられず失敗した自分にもオッケーを出し、自信を取り戻す。その後、代表取締役としてとどまり、新しい経営陣と共に、新規事業を始めている。